ポイ活クレカとして大人気のJQセゾンゴールド(JQ CARD セゾンGOLD)にはインビテーションを経由して複数発行する方法があります。
今回私はインビテーション発行を行い、最大数の4枚持ちを実現することができましたので、その内容についてまとめていきます。併せて、セゾンゴールドプレミアムも通常発行しておりますので、そちらについてもご紹介します。
- JQセゾンゴールドの4枚持ち(複数枚)に興味のある方
- インビテーションを狙っている方
- JRキューポポイ活をしている方orこれから始める方
JQセゾンゴールド4枚持ちの道のり-準備編-
まずは準備編ということで、ノーマルカードの作成です。私が作成したのは2023年12月の暮れのことです。
当時は4枚持ちを意識してはいなかったのですが、インビテーションは狙っていましたのでJCBとMasterCardの2種類を同時に申し込みました。
逆に言うと、JQセゾンゴールドのJCB/MasterCardブランドはインビテーションからしか作成できません。通常発行は現状不可なのです。
こんな感じで審査通過のメールが2つ届きました。あとは実際にカードが到着して、セゾンポータルアプリ内でカード登録をすれば準備完了です。
JQセゾンゴールド4枚持ちの道のり-インビテーション修行編-
ここからは実際に行ったインビテーション修行を見ていきます。私がノーマルカードを申し込んだのは12月末だったので、自宅に届いたのは年明けだったでしょうか。はっきりとは覚えていませんが、申し込み時期から考えるとそれくらいです。
具体的な利用シーンについてです。
ゴールドカードにランクアップしてから過去の明細を改めて確認しようとしてみたのですが、切り替わりのため明細はなくなっていました。そのため、過去記事でも添付した明細を一部載せておきます。
Amazonはポイ活というより通常のショッピングだったと思います(約4万も何に使ったんやという話ではありますが覚えていない……)。
WAONチャージは明らかポイ活用ですね。これを全てミニストップで楽天キャッシュに換えて楽天証券へGOです。
このような感じでまったり修行していると、春頃にはJCB/MasterCardともにインビテーションが来ていたと思います。
ということでこれで無事インビテーションは終了したのですが、どこかのタイミングで4枚持ちを意識するようになりました。何がきっかけでそうなったのかはもはや思い出せないのですが、とにかく「残りのVISAとアメックスも12月に申し込んでおけばよかった」と後悔したのを覚えています。
もしこれからJQセゾンゴールドのインビテーションを狙う方で、2枚以上の複数持ちを検討している方は気をつけてくださいね。
そしていよいよインビテーションを受けることになるのですが、他の方と違うのがここからです。何も差別化を狙っているというわけでは一切なく、シンプルに自分のポイ活スタイルがくせ強なだけで、自然と個性的になっている感じです……。では次の章で詳しくみていきましょう。
JQセゾンゴールド4枚持ちの道のり-インビ放置編-
「インビ放置って何やねん」という突っ込みが聞こえてくるような気がしますが、自分自身変わったことをしているなと自覚しています。しかし自分のポイ活スタイルとセゾンカード自体の仕組みを考慮すると、そうせざるを得なかったのです。どういうことか。
私は過去にJQセゾンゴールドのインビテーションについてまとめた記事を投稿しておりまして、そこで自身の計画をこのように記載させていただきました。
なぜ12月まで待つのか
- VISAとアメックスを通常申し込みする予定だから
- 12月発行だと年間利用集計期間が1月~12月ときれいに1年間でまとまる
(すでに保有しているJCBとMasterCardは2023年12月発行)
これは2023年12月に発行したJCBとMasterCardのインビテーションを受ける時期についてのことです。
また、年間利用集計期間というのは、いわゆる100万円修行のことで、1万ボーナスポイントがもらえる特典にかかわってくるものです。今回のJQセゾンゴールドのように、私はこの集計期間をかなり意識してクレカ発行や修行を行っています。
ということで、インビテーションは春頃の段階ですでに届いておりましたので、本来であればそこで申し込みますが、上記の理由で12月まで保留することにしたのです。
さらに掘り下げると、JQセゾンゴールドのインビテーションは、ノーマルカードの有効期限を引き継ぐようです。
こちらはJQセゾンゴールドのインビテーション案内ページのものです。このようにノーマルカードの有効期限が引き継がれることが公式から発表されています。
では引き継がれるのであれば、どのタイミングでインビテーション発行しても問題ないのではと思うかもしれません。なぜなら私はノーマルカードを12月に発行しているからです。
しかし、ゴールドカードをランクアップしたタイミングで利用額の集計期間がスタートするかもしれません。上記の内容はあくまでクレジットカード自体の有効期限が引き継がれる、というだけの話です。
他にも引っかかる点が他にあり、それは「CIC情報が参照されるかどうか」ということです。
CICというのは、簡単に言うと私たちがクレジットカードを発行する際にカード会社が参照する信用情報のことです。主にカードの発行履歴や利用額の支払いをきちんとしているかどうかといった決済情報などがまとめられています。
私はこのCIC情報の参照が、JQセゾンゴールドのインビテーション発行で行われるのか気になっていました。なぜなら、少なくとも私は2回インビテーション発行をする予定でありましたし、さらに12月にはVISAとアメックスの通常発行も検討していたからです。
もしインビテーション発行1回ごとにCIC情報が参照されるのであれば、通常発行分は最低半年は空ける方がいいです。この半年というのは、クレジットカードの申し込み情報が信用情報として半年間残るところから来ているようです。短い期間で複数枚申し込んでいることが分かると、「この人はお金に困っているのではないだろうか」という印象をカード会社に与え、カードのランクやカード会社独自の基準によって審査落ちしてしまう可能性があるのです。
そういった事態を防ぐためにも、短期間での複数枚カード発行は控える方がいいですし、その期間も半年以上が目安とのことです。
さて、それらを踏まえた上でどのように発行していくか、ということですが、いろいろ情報を集める中でTwitterにておもしろい内容を見かけました。まとめるとこのような内容でした。
ほほう、これはおもしろい。インビテーション発行のCIC情報参照も不明ですし、試してみる価値はありそうだ。それにどうせ1度しか参照されないのであればついでにセゾンゴールドプレミアムも申し込むか(ついで扱いするな、いやでもインビ来なかったしな、ふん)、ということでセゾンゴールドプレミアムも通常発行することにしました。
セゾンゴールドプレミアムのインビテーション記事はこちらから読めます。記事内でもふれていますが、私のところにはついぞインビテーションは来ませんでした……(悲しい)。
ということでインビテーションが届いてからは2024年12月まで放置し、それまでノーマルカードで決済することもありませんでした。
ちなみに言うと、JQセゾンゴールドのインビテーションは一度メーターが貯まり切ると消えることはないようです。あくまで私の経験ではありますが、少なくとも春から冬の半年以上にかけては消えませんでした。
そしてJQセゾンゴールドのインビテーションに申込期限はありません。本当によい仕組みです。
これがもし期限付きであり、かつ切替後のゴールドカードの有効期限も変わる仕組みだったとすると私の計画の難易度は爆上がりしていました。
(過去にエポスカードで経験済みです。詳細は省きますが、エポスカードのインビテーションには有効期限があり、カードの有効期限もインビテーションを受けた時期によって変わるのです。何とかきれいに1月~12月でまとめることはできましたが大変でしたね……)
JQセゾンゴールド4枚持ちの道のり-12月インビテーション発行編-
メイントピック
そして来る12月。満を持して(?)インビテーション発行をしました!! 朝9時頃にセゾンポータルアプリ内から申し込みました。
ここで気をつけたことは、最初の1枚目を発行すると2枚目以降のインビテーションが消えるかどうかということです。そのため、サブ端末を用意してそちらでも2枚目を発行できるように準備しておきました。
しかし結論から言うと、これは失敗しました。サブ端末ではセゾンポータルをダウンロードしたばかりのため、二重認証(だったかどうかは忘れましたが)のようなものをしなければいけなかったのです。
私はサブ端末という保険をかけていましたが、さらにもう1つ、サブ端末を保険にするということそれ自体にも保険をかけていました。サブ端末で上手くいかなかった場合のことを考えていたのです。
それはインビテーション発行に優先順位をつけるということです。
もし1枚目のインビテーションを受けた瞬間に他のインビテーションが消滅してしまうと仮定した場合、そこで重要になってくるのは国際ブランドです。
JQセゾンゴールドはいわばポイ活用クレカです。ポイ活用ということは電子マネーチャージの利用が多くなります。その際に国際ブランドがかかわってきます。
私はJCBブランドを優先しました。そちらの方がチャージルートが多いからです。
ということでメイン端末でJCB、サブ端末でMasterCardのインビテーション発行をしようとしたのですが、先に述べた通りサブ端末は認証の問題でインビテーション画面から先に進みませんでした。
メイン端末のインビテーション発行はとてもスムーズでした。「申し込む」ボタンを押すとそのまま申請完了です。サブ端末のMasterCardが失敗していましたので、急いでMasterCardに画面を切り替えます。インビテーション、残ってます! ということでメイン端末でMasterCardも申し込みます。問題なく通ります。結局サブ端末は必要ありませんでした。
2枚のインビテーション発行が完了すると、次はVISAとアメックスの通常発行です。ポイントサイトに案件はないので、JQセゾンゴールドの公式ページから1枚ずつ申し込みます。ここでも審査落ちを想定して国際ブランドに優先順位をつけます。基本的にVISAブランドはチャージルートが少ないのでポイ活向きではありません(ただしセゾン系カードの場合は他社VISAカードと違ってルート開通していることがあるので、そこまで気にする必要はないかもしれません)。ということでアメックスから申し込みます。審査メールすら届かない短さで立て続けにVISA版も申し込みます。そしてさらにセゾンゴールドプレミアムも通常発行しました。
こんな感じで3枚一気に通常発行しました(余談ですが、この後にJQ SUGOCA ANAカードも申し込んでます。通りました)。
審査通過のメールはそれぞれ時間が空いていました。1つ目はそのまま午前中に、2つ目はお昼、3つ目は夕方でした。
あとは到着を待つだけです。
これが私の元に届いたJQセゾンゴールド四天王です。長きにわたる戦いの終止符がようやく打たれました。と言っても今年は通常発行組の年会費無料化修行もありますし、何より毎年の100万円修行があります。それはそれで一生終わらない戦いのような気がしますね。
結局インビテーションが来なかったセゾンゴールドプレミアムです(根に持つな)。TOHOシネマズなど大手主要映画館を利用する際、3回/月まで1,000円の特典が使えるらしいです。学生の一時期、毎月何かしら映画を観に行っていたことを思い出します。懐かしい。
ということでこれで晴れて4枚持ち(+1)です。
4枚(+1)の集計対象期間はどうなったのか
ここまでこだわっておきながら、実際の利用額集計対象期間はどうなったのでしょうか。こちらの画像をご覧ください。
こちらは私のセゾンゴールドプレミアムの年間利用額集計ページです。このように発行した日付から2025年12月31日までの集計期間になっていますね。
私のこだわっている1月スタート12月締めは、厳密に言うと2年目以降の話になります。JQセゾンゴールド、セゾンゴールドプレミアムの初年度は発行月から集計が始まるので、1年目だけは12月スタート12月締めです。
ただ、肝心のJQセゾンゴールドの集計ページではこのように集計開始日のみが表示されるだけで、締日は出てきませんでした。私が気づいていないだけで、どこかに書いてあるのかもしれませんが、だとしたら少し分かりにくいですね……。
ちなみに画像の集計ページはJCB版です。集計ページだけだとどの国際ブランドのものか判別つかないんですよね……。
さらに補足すると、通常発行組のVISAとアメックス版は26日となっていました。インビ組27日、通常発行組26日という感じです。
このようにJQセゾンゴールドの場合は締日が記載されていないのですが、セゾンゴールドプレミアムの集計期間を考慮してみると、おそらくJQセゾンゴールド4枚とも2025年12月31日締めとなっているはずです。
ということで私が特にこだわっていた部分は無事クリアされたと言ってもいいでしょう! お疲れ様自分!
【2025年1月9日追記】
そしてここからは本記事を作成した後に気づいたことなのですが、JQセゾンゴールドをインビテーションで発行した場合の集計期間は、どうやらその発行月から集計がスタートするようです。
こちらの引用画像の通り、「ランクアップ月」というものが存在し、それがインビテーション発行であることが示されています。わざわざそれを記載しているということは、インビテーション発行月が集計対象期間に影響するということでしょう。
実際、よくよく考えてみればその通りなのです。なぜなら、上述した通り先に添付した集計期間ページは、インビテーション発行をしたJCBのものだからです。
もしノーマルカードの段階で、その発行月から集計が始まるのであれば、ノーマルカードの発行日、もしくはその月初が集計開始日となるはずです。
しかし私の画像を見る限りそうではなく、インビテーション発行をした日が開始日となっていました。
つまりこれは引用画像の通り、インビテーション発行をした場合は、「ランクアップ月」から集計が始まることを意味しているのです。
12月までインビテーション発行を待っていてよかったです、ほんと……。
余談ではありますが、上記の集計期間説明ページについては少し注意が必要です。
というのも、JQセゾンゴールドにはそれを説明した公式ページが3種類あり、それぞれ説明が若干異なっているからです。
こちらの「ランクアップ月」の存在が示されているのはこちらのページのものです。
一方で2枚目の引用画像はこちらのページのものです。
最後の引用画像はこちらのページのものです。
このように、JQセゾンゴールドには3つの公式ページが存在し、それぞれに年間利用額の集計期間についての説明がされていますが、1枚目のページのみ「ランクアップ月」が記載されています。
そして繰り返しにはなりますが、私の状況としてもインビテーション発行をしたJCBとMasterCardは確かにランクアップ月に影響された開始日となっていました。
もしこれからインビテーション発行を検討しており、かつ集計期間も気にしている方はお気をつけください。
また、これらの情報は記事執筆・更新時点のものであることをご了承ください。この記事をお読みになり、リンク先の公式ページに飛んだ時期によっては修正が入っている場合もあります。
CIC情報開示予定
現在開示申込中です。結果が届き次第お知らせします。
JQセゾンゴールド4枚持ちその後-こっからどうするの編-
ここからは4枚持ちを実現できたこれからのことをお話します。まずは通常発行組の年会費をどうにかしなければいけませんね。
33,000円です。顔にしわが寄ってしまいますが、やむなし! 必要経費! くれてやる! ということで今年は33,000円の年会費を払います。
余談ですが、私は年会費優遇型セゾンアメックスゴールド(通称:偽雨金)も保有しておりまして、こちらも年1回は利用しなければ年会費がかかってしまいます。アマギフチャージ15円を年会費分として納めておきましょうか。
さて、今年は確定でこれらゴールドカードの年会費を支払う必要があるのですが、問題は次年度以降の話です。これらゴールドカードを通常発行しても、年度内に特定額を決済するとインビテーション同様次年度以降の年会費が永年無料になります。
引用画像の通り、JQセゾンゴールドに関しては年間50万円以上、セゾンゴールドプレミアムに関しては100万円の決済で次年度以降の年会費が無料になります。
私の場合はJQセゾンゴールドでそれぞれ50万円ずつ(計100万)とセゾンゴールドプレミアムで100万円の合計150万円を決済する必要があります。
さて、どのようにこの年会費を攻略していくかですが、手法はいたってシンプルです。
クレカ積立とWAONチャージです。
クレカ積立では「大和コネクト証券」「セゾンポケット」「セゾン投信」の3つの証券会社でセゾンカードが利用でき、合計25万/月まで利用できます。
ただしここで注意すべきことは、「大和コネクト証券」において、JQセゾンゴールドの決済分のJRキューポは貯まらないということです。
引用画像の通り、大和コネクト証券にてJQセゾンゴールドのクレカ積立のポイント付与はありません。
しかし、それはあくまで決済額に応じた通常のポイント付与のことであり、「年間利用額の集計対象」とはまた別の話です。
確かに通常決済分のポイント付与がなくなってしまったことで、年間利用額の集計対象からも外れるのではないか、と思いますが2025年1月記事執筆時点では公式ページを含めそのような情報は出ていません。今後改悪で集計対象から外れることがあるかもしれませんが、そうなってしまったらいよいよ終了です……。
一方で、セゾンゴールドプレミアムに関してはすでにクレカ積立の年間利用額の集計対象外項目であることが発表されています。
ただし、通常決済としてのクレカ積立分は、各証券会社でポイント還元があるようです。
正直言うと、この記事を執筆しながらセゾンゴールドプレミアムの発行は必要なかったなと感じました……。つまるところ調べが足りなかったのですが、私はてっきりクレカ積立分も年間利用額の集計対象入っていると思っていました。これはシンプルにWAONチャージなどで決済額を積むしかありませんね……。一番きついかもしれません。
JQセゾンゴールド4枚持ちした話-まとめ-
今回は1年以上に渡る計画の末、ようやく手に入れることができたJQセゾンゴールド4枚持ちについてお話しさせていただきました。
今後の進捗状況に関しては、随時お知らせしていきます。本記事に追記とするのか、別個の記事として投稿するかは未定ですが、ぜひブックマークなどしてお待ちいただければと思います。
また、今回の内容に関して何かご質問やご意見等がありましたら、お問い合わせページやYouTubeのコメント欄よりお寄せください。お答えできる範囲ではありますが、お答えさせていただきます。
以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。絶対に目を休めて休憩してくださいね。とく積みでした。
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